NPO法人教育心理研究所について
わたくし杉浦忠のメインの職場となります。
前身の「名古屋LD研究所」のころを含め20年以上勤めています。
直接お会いしての療育を希望される方はこちらからアクセスしてください。
教科書を使わない教育・主体的な療育

当研究所では、教科書を使わない教育としてアナログゲーム療育を取り入れています。
アナログゲームは英語圏では『テーブルトップゲーム』とも言います。
アナログゲームは知らない人から見れば単なる娯楽に見えるかもしれません。しかし、多くのゲームではプレイしているうちにルールの認識に違いが生じることがあり、子ども同士で話し合う機会が必要になります。
ゲームの盤上で起こることを子どもたちはお互いに交渉を行い、接した課題を明確にして、指導者も加わって必要なコミュニケーションをとり、問題をクリアするすることで成長ができます。
当研究所はこの方式によって、ピアジェが唱えた『受け身ではない主体的な療育』を実践できると考えています。
ADHDについて

発達障害とは何でしょうか? 文部科学省のホームページには、自閉症・アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・その他これに類する脳機能の障害、といった趣旨のことが記載されています。
ADHDの場合は集中力・注意力が持続できない・じっとしていることが難しい・何かを思い立って衝動的に行動してしまう、などの傾向が見られます。
近年は社会の認知が進んだこともあってか、大人になってから仕事上で不注意なミスを連発する、周囲の人からは不必要と思われるような衝動的な行動をする、といったことで受診してみたらADHDと診断されたという例もあります。
ADHDの特性があることで、上の例のように社会生活を営む上で支障をきたす場合もありますが、人によっては特に支障なくのびのびと生活できている人も大勢います。
当研究所では、ADHDを好ましくない特性としてガマンしたり抑えたりするのではなく、個性の一部分としてどのように活かすかといった取り組みも行っています。
よくある質問
- ボードゲームを療育でするのはどうして?
- 子どもの能力が伸びる、社会性が身につく、論理的思考が身につく。どれも本当ですが、大事な事が抜けています。それは『楽しいから』する。泣きながらゲームをする人を見た事がほぼありません。楽しむ事は本当に大事です。自己肯定感と同じぐらい大事だと思ってます。
- 医療保険は適用されるの?
- 医療機関ではなく民間療養施設ですので、医療保険の適用はございません。



